東京外国為替市場概況・10時 ドル円、底堅い

市場概況
 31日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。10時時点では153.52円とニューヨーク市場の終値(153.42円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。日経平均が反落、時間外の米長期金利が低下してスタートすると153.16円まで弱含んだが、日銀の金融政策イベント待ちムードが強いなか売りは続かず、仲値公示に向けた買いにも後押しされ153.58円まで上昇した。

 ユーロ円は小じっかり。10時時点では166.63円とニューヨーク市場の終値(166.55円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円につれた動きで166.30円まで下押し後に、166.69円まで高値を更新した。日経平均は小安く寄り付きし、下げ幅を250円超安まで拡大したが反応は鈍い。

 ユーロドルは10時時点では1.0853ドルとニューヨーク市場の終値(1.0856ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。本日これまでのレンジはわずか7pips程度と1.08ドル半ばでほとんど動意は見られていない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.16円 - 153.58円
ユーロドル:1.0853ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:166.30円 - 166.69円

(金)


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