東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小安い

市場概況
 30日午後の東京外国為替市場でドル円は小安い。15時時点では153.24円と12時時点(153.31円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。動意鈍いなか、米10年債利回りが伸び悩んだことなどが重しとなり153円台前半で弱含みに推移した。

 ユーロドルはじり安。15時時点では1.0815ドルと12時時点(1.0818ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ポジション調整の売りで、一時1.0813ドルまでわずかに下値を広げた。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では165.73円と12時時点(165.85円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。上海株の下落を嫌気して豪ドル円が下値を広げると、つれて一時165.67円まで下値を広げた。

 午前中の豪消費者物価指数(CPI)への反応は限定的だった豪ドルだが、午後は対ドルで0.6537ドル、対円では100.21円まで売られた。軟調な上海株が重しとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.08円 - 153.44円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:165.67円 - 165.99円



(山下)


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