スポット
(29日終値)
ドル・円相場:1ドル=153.36円(前営業日比△0.07円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=165.91円(△0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0819ドル(△0.0007ドル)
ダウ工業株30種平均:42233.05ドル(▲154.52ドル)
ナスダック総合株価指数:18712.75(△145.56)
10年物米国債利回り:4.25%(▲0.03%)
WTI原油先物12月限:1バレル=67.21ドル(▲0.17ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2781.1ドル(△25.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月米卸売在庫 (前月比)
▲0.1% 0.2%
8月米住宅価格指数 (前月比)
0.3% 0.2%・改
8月米ケース・シラー住宅価格指数 (前年同月比)
5.2% 5.9%
9月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
744.3万件 786.1万件・改
10月米消費者信頼感指数
108.7 99.2・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は小幅に3日続伸。米10年債利回りが上昇したことを受けて欧州時間からの買いが継続。21時30分過ぎには一時153.87円と本日高値を付けたが、昨日高値の153.88円には届かず伸び悩み。9月米JOLTS求人件数が744.3万件と予想の800.0万件を大幅に下回ったことが伝わると153.04円付近まで失速した。
ただ、同時に発表された10月米消費者信頼感指数が良好な内容だったほか、米金利が上昇幅を拡大すると153.75円近辺まで持ち直す場面も見られた。一方で、米7年債入札が好調だったことで米金利が一転低下したこともあり戻りも限られ、その後は153円台半ばを中心としたもみ合いとなった。
・ユーロドルは小幅に続伸。米長期金利の上昇に伴うドル買い圧力に押される形で売りが先行し、昨日安値の1.0782ドルを下抜けて1.0769ドルまで値を下げた。ただ、低調な米雇用指標をきっかけに反発。米金利の一転低下も支えとなり、引けにかけて1.0810ドル台まで持ち直した。市場では「週末の10月米雇用統計や来週の米大統領選を控えてドル相場は気迷いムードが強い」との声が聞かれた。
・ユーロ円は3日続伸。ドル絡みの取引が中心となったためユーロ円自体の方向感は出ず、165円台半ばから後半を中心としたもみ合いに終始した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。序盤は米長期金利の上昇に伴う売りが目立った。その後は住宅関連銘柄の売りが強まったほか、消費関連株・景気敏感株の一部にも売りが観測され、上値の重い動きとなった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は4日続伸した。主力株などに好決算を期待した買いが強まり、約3カ月ぶりに史上最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。米大統領選を前に財政悪化懸念が一段と高まり、債券売りが優勢に。利回りは一時4.33%台と7月5日以来の高水準を付けた。ただ、7年債入札が好調だったことをきっかけに一転して債券買いが活発化した。
・原油先物相場は小幅に続落。前日の大幅安の後を受けた買い戻しも入ったが上昇しきれず。中東でイスラエルによるイランへの攻撃は続いているものの、石油関連施設や、生産活動にも影響を及ぼしそうな核関連施設への攻撃は回避されているとの見方が引き続き原油買いの動きを抑制している。
・金先物相場は大幅に4営業日続伸。中東情勢にやや落ち着きが見えてきたとの見方もあるが先行きに不安を残す状態。11月5日に米総選挙を控えるなど不透明要因がくすぶり続けるなかリスク回避資産である金を買う動きが続いた。
(越後)
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ドル・円相場:1ドル=153.36円(前営業日比△0.07円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=165.91円(△0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0819ドル(△0.0007ドル)
ダウ工業株30種平均:42233.05ドル(▲154.52ドル)
ナスダック総合株価指数:18712.75(△145.56)
10年物米国債利回り:4.25%(▲0.03%)
WTI原油先物12月限:1バレル=67.21ドル(▲0.17ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2781.1ドル(△25.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月米卸売在庫 (前月比)
▲0.1% 0.2%
8月米住宅価格指数 (前月比)
0.3% 0.2%・改
8月米ケース・シラー住宅価格指数 (前年同月比)
5.2% 5.9%
9月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
744.3万件 786.1万件・改
10月米消費者信頼感指数
108.7 99.2・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は小幅に3日続伸。米10年債利回りが上昇したことを受けて欧州時間からの買いが継続。21時30分過ぎには一時153.87円と本日高値を付けたが、昨日高値の153.88円には届かず伸び悩み。9月米JOLTS求人件数が744.3万件と予想の800.0万件を大幅に下回ったことが伝わると153.04円付近まで失速した。
ただ、同時に発表された10月米消費者信頼感指数が良好な内容だったほか、米金利が上昇幅を拡大すると153.75円近辺まで持ち直す場面も見られた。一方で、米7年債入札が好調だったことで米金利が一転低下したこともあり戻りも限られ、その後は153円台半ばを中心としたもみ合いとなった。
・ユーロドルは小幅に続伸。米長期金利の上昇に伴うドル買い圧力に押される形で売りが先行し、昨日安値の1.0782ドルを下抜けて1.0769ドルまで値を下げた。ただ、低調な米雇用指標をきっかけに反発。米金利の一転低下も支えとなり、引けにかけて1.0810ドル台まで持ち直した。市場では「週末の10月米雇用統計や来週の米大統領選を控えてドル相場は気迷いムードが強い」との声が聞かれた。
・ユーロ円は3日続伸。ドル絡みの取引が中心となったためユーロ円自体の方向感は出ず、165円台半ばから後半を中心としたもみ合いに終始した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。序盤は米長期金利の上昇に伴う売りが目立った。その後は住宅関連銘柄の売りが強まったほか、消費関連株・景気敏感株の一部にも売りが観測され、上値の重い動きとなった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は4日続伸した。主力株などに好決算を期待した買いが強まり、約3カ月ぶりに史上最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。米大統領選を前に財政悪化懸念が一段と高まり、債券売りが優勢に。利回りは一時4.33%台と7月5日以来の高水準を付けた。ただ、7年債入札が好調だったことをきっかけに一転して債券買いが活発化した。
・原油先物相場は小幅に続落。前日の大幅安の後を受けた買い戻しも入ったが上昇しきれず。中東でイスラエルによるイランへの攻撃は続いているものの、石油関連施設や、生産活動にも影響を及ぼしそうな核関連施設への攻撃は回避されているとの見方が引き続き原油買いの動きを抑制している。
・金先物相場は大幅に4営業日続伸。中東情勢にやや落ち着きが見えてきたとの見方もあるが先行きに不安を残す状態。11月5日に米総選挙を控えるなど不透明要因がくすぶり続けるなかリスク回避資産である金を買う動きが続いた。
(越後)
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DZH Finacial Research
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