東京外国為替市場概況・17時 ドル円、堅調

市場概況
 29日午後の東京外国為替市場でドル円は堅調。17時時点では153.17円と15時時点(152.84円)と比べて33銭程度のドル高水準だった。東京オプションのカットオフの時間(15時)が過ぎるとドル買いが入り、153円台を回復した。その後の下押しも限られ、米株指数先物がプラス圏を一時回復したほか、英独株式市場も続伸して始まるなど堅調な欧州株も支えになり153.27円付近まで買われ堅調推移。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.0809ドルと15時時点(1.0811ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。東京時間の午後につけた日通し安値1.0806ドルに一時並ぶ場面もあったが、積極的に下攻めをすることもできずに小動き。早朝から欧州勢参入後の現時点までのレンジもわずか13Pips程度。

 ユーロ円は底堅い。17時時点では165.57円と15時時点(165.23円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。欧州株が軒並み上昇していることが支えになり、ユーロ円は底堅く165.73円前後まで買い戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.76円 - 153.36円
ユーロドル:1.0806ドル - 1.0819ドル
ユーロ円:165.16円 - 165.82円


(松井)


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