東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上値が重い

市場概況
 28日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。17時時点では153.33円と15時時点(153.53円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.29%台まで上昇したものの、為替市場は反応薄でドル買いにはならなかった。ドル円は持ち高調整のドル売りが優勢になり上値が重く、今週から冬時間に入った欧州勢が本格参入をする前に153.16円前後まで下押しした。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.0803ドルと15時時点(1.0787ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル売りが支えになり、ユーロドルも底堅い。独長期債利回りが2.34%台まで窓を開けて上昇したことで1.08ドル台に乗せている。

 ユーロ円はもみ合い。17時時点では165.66円と15時時点(165.62円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの動きを同時に受けたため、165円半ばを中心にもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.47円 - 153.88円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0807ドル
ユーロ円:164.44円 - 166.07円


(松井)


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