東京外国為替市場概況・10時 ドル円、買い戻し

市場概況
 25日の東京外国為替市場でドル円は買い戻し。10時時点では152.00円とニューヨーク市場の終値(151.83円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。8時過ぎに151.58円まで下押す場面があったが、昨日安値の151.55円手前で下値の堅さを確認すると、週末の5・10日(ゴトー日)仲値に向けた買いに支えられて152.11円まで切り返した。
 なお、三村財務官は「加藤財務相が米財務長官と会談で為替について議論した」「投機的な動きも含めて緊張感を高めて注視している」などの見解を示したが、相場への影響は限定的だった。

 ユーロ円も買い戻し。10時時点では164.49円とニューヨーク市場の終値(164.40円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。8時過ぎに164.08円まで下げた後はドル円と同様に下値を切り上げる展開となり、164.58円まで反発した。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.0822ドルとニューヨーク市場の終値(1.0828ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。1.0820ドル台の限られたレンジ内推移となったが、ドル円の上昇を受けて1.0820ドルまでわずかに値を下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.58円 - 152.11円
ユーロドル:1.0820ドル - 1.0829ドル
ユーロ円:164.08円 - 164.58円

(岩間)


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