日経平均サマリー(24日)

市場概況
日経平均は4日ぶり反発 ニデックが大幅上昇

 24日の日経平均は4日ぶり反発。終値は38円高の38143円。米国株安を受けて300円近く下げて始まると、場中はプラス圏とマイナス圏を行き来した。安値を早い時間につけると、半導体株の多くに買いが入ったことでプラス転換。10時近辺では上げ幅を200円超に広げた。38300円台に乗せたところで上値が重くなって失速し、前引けは小幅なプラスにとどまった。後場に入ると再び下げに転じたが、節目の38000円近辺では切り返してプラス圏に浮上。終盤には上げ幅を3桁に広げるも、引け間際に萎んで小幅高で取引を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で3兆7100億円。業種別では電気機器、その他製品、倉庫・運輸などが上昇した一方、電気・ガス、ゴム製品、海運などが下落した。上期の営業利益が同期間の過去最高を更新したニデック<6594.T>が大幅上昇。買い気配スタートから一時下げに転じるなど値動きは荒かったが、終値では5%高となった。半面、3Q累計で営業赤字となった小野測器<6858.T>が後場に入って急落した。



日経平均
 38143.29 +38.43
先物
 38160 +90
TOPIX
 2635.57 -1.39


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