日経平均サマリー(24日午前)

市場概況
日経平均は4日ぶり反発 フューチャーが大幅上昇

 24日の日経平均は4日ぶり反発。前引けは49円高の38154円。米国株安を嫌気して、寄り付きは300円近い下落。節目の38000円を大きく下回り、37800円台からスタートした。寄った後の下値は限られ、37700円台までで売りが一巡。その後、半導体株の多くがプラス転換してきたことで当面の底打ち期待が高まり、プラス圏に浮上して上げ幅を200円超に広げた。しかし、38300円台に乗せたところでは上値が重くなって10時以降は値を消しており、前場は小幅なプラスで終了した。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆8400億円。業種別では倉庫・運輸、電気機器、その他製品などが上昇している一方、ゴム製品、海運、電気・ガスなどが下落している。3Q決算が好感されたフューチャー<4722.T>が大幅上昇。半面、受注している工事で不適切な原価管理が行われていたことが判明し、社内調査委員会を設置したことを発表した奥村組<1833.T>が大幅に下落している。



日経平均
 38154.25 +49.39
先物
 38180 +110
TOPIX
 2631.50 -5.46


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