スポット
(18日終値)
ドル・円相場:1ドル=149.53円(前営業日比▲0.68円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.48円(▲0.22円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0867ドル(△0.0036ドル)
ダウ工業株30種平均:43275.91ドル(△36.86ドル)
ナスダック総合株価指数:18489.55(△115.94)
10年物米国債利回り:4.08%(▲0.01%)
WTI原油先物11月限:1バレル=69.22ドル(▲1.45ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2730.0ドル(△22.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月米住宅着工件数
135.4万件 136.1万件・改
建設許可件数
142.8万件 147.0万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反落。米長期金利の低下をきっかけに全般ドル売りが先行。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買い・ドル売りのフローも観測された。市場では「2カ月半ぶりの高値となる150円台では戻り売りなどが出た」「週末を控えたポジション調整目的の売りが出やすかった」との声も聞かれ、2時前には一時149.37円と日通し安値を更新した。
ただ、売りはあくまでポジション調整の域を出ず、下値は限定的だった。ダウ平均が連日で史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移したことが相場を下支えしたほか、前日の安値149.25円がサポートとして意識された面があった。
・ユーロドルは5日ぶりに反発。米長期金利の低下に伴うドル売りが出たほか、週末を控えたポジション調整目的のユーロ買いが優勢となった。5時30分過ぎには一時1.0870ドルと日通し高値を更新した。
市場では「米経済の底堅さと米大幅利下げ観測の後退から進んできた主要通貨に対するドル買いが一服した」との声が聞かれた。ドルの値動きを示すドルインデックスは一時103.46まで低下した。
・ユーロ円は小反落。欧州時間に伝わった日銀の利上げを巡る報道を受けて19時過ぎに162.19円と日通し安値を付けたものの、21時30分前には162.85円の日通し高値まで一転上昇した。ただ、そのあとはドル円の下落につれた売りが相場の重しとなり、162.30円付近まで押し戻された。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。ネットフリックスの決算が好感されて、ハイテク株中心に買いが入った。ただ、連日で最高値を更新しているだけに利益確定目的の売りも出やすく、上値は限定的だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸。
・米国債券相場で長期ゾーンは小反発。欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測を背景に欧州債相場が上昇すると、米国債にも買いが波及した。WTI原油先物相場が下落し、エネルギー高によるインフレ懸念が後退したことも相場を下支えした。
・原油先物相場は反落。一部通信社によれば、中国製油所では9月の原油処理量が前年比5%超の減少となった。6カ月連続の減少を記録し、世界最大の石油輸入国・中国に対するエネルギー需要の減速懸念が再び広がった。中東情勢も原油の供給混乱には繋がらないとの見方も重しとなり、原油先物は一時68.70ドル割れまで下値を広げた。
・金先物相場は4日続伸。この日も金の需要は強いままだった。為替でドルがユーロ対して売り戻されてドル建て金に割安感が出たことや、米長期金利の上昇一服も金利のつかない金の支えとなった。一時2735ドル台まで上げ幅を拡大した。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=149.53円(前営業日比▲0.68円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.48円(▲0.22円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0867ドル(△0.0036ドル)
ダウ工業株30種平均:43275.91ドル(△36.86ドル)
ナスダック総合株価指数:18489.55(△115.94)
10年物米国債利回り:4.08%(▲0.01%)
WTI原油先物11月限:1バレル=69.22ドル(▲1.45ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=2730.0ドル(△22.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月米住宅着工件数
135.4万件 136.1万件・改
建設許可件数
142.8万件 147.0万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反落。米長期金利の低下をきっかけに全般ドル売りが先行。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買い・ドル売りのフローも観測された。市場では「2カ月半ぶりの高値となる150円台では戻り売りなどが出た」「週末を控えたポジション調整目的の売りが出やすかった」との声も聞かれ、2時前には一時149.37円と日通し安値を更新した。
ただ、売りはあくまでポジション調整の域を出ず、下値は限定的だった。ダウ平均が連日で史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移したことが相場を下支えしたほか、前日の安値149.25円がサポートとして意識された面があった。
・ユーロドルは5日ぶりに反発。米長期金利の低下に伴うドル売りが出たほか、週末を控えたポジション調整目的のユーロ買いが優勢となった。5時30分過ぎには一時1.0870ドルと日通し高値を更新した。
市場では「米経済の底堅さと米大幅利下げ観測の後退から進んできた主要通貨に対するドル買いが一服した」との声が聞かれた。ドルの値動きを示すドルインデックスは一時103.46まで低下した。
・ユーロ円は小反落。欧州時間に伝わった日銀の利上げを巡る報道を受けて19時過ぎに162.19円と日通し安値を付けたものの、21時30分前には162.85円の日通し高値まで一転上昇した。ただ、そのあとはドル円の下落につれた売りが相場の重しとなり、162.30円付近まで押し戻された。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。ネットフリックスの決算が好感されて、ハイテク株中心に買いが入った。ただ、連日で最高値を更新しているだけに利益確定目的の売りも出やすく、上値は限定的だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸。
・米国債券相場で長期ゾーンは小反発。欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測を背景に欧州債相場が上昇すると、米国債にも買いが波及した。WTI原油先物相場が下落し、エネルギー高によるインフレ懸念が後退したことも相場を下支えした。
・原油先物相場は反落。一部通信社によれば、中国製油所では9月の原油処理量が前年比5%超の減少となった。6カ月連続の減少を記録し、世界最大の石油輸入国・中国に対するエネルギー需要の減速懸念が再び広がった。中東情勢も原油の供給混乱には繋がらないとの見方も重しとなり、原油先物は一時68.70ドル割れまで下値を広げた。
・金先物相場は4日続伸。この日も金の需要は強いままだった。為替でドルがユーロ対して売り戻されてドル建て金に割安感が出たことや、米長期金利の上昇一服も金利のつかない金の支えとなった。一時2735ドル台まで上げ幅を拡大した。
(中村)
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