日経平均サマリー(17日午前)

市場概況
日経平均は続落 買い先行から失速して39000円を割り込む

 17日の日経平均は続落。前引けは235円安の38944円。米国株高を受けて上昇して始まったものの、すぐに失速して下げに転じた。いったん切り返して上げ幅を3桁に広げたが、39300円手前で売り直されると、再びマイナス転換。序盤では半導体株が弱かった一方で値上がり銘柄は多かったが、次第に値下がりに転じる銘柄が増加した。10時辺りからは下方向に勢いがつき、下げ幅を3桁に広げて節目の39000円を割り込んだ。250円近く下げたところで売りは一巡したが、戻りは限られ安値圏で前場を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆7700億円。業種別では電気・ガス、銀行、空運などが上昇している一方、精密機器、電気機器、化学などが下落している。グロース市場からスタンダード市場への市場区分変更が承認されたと発表したエディア<3935.T>が大幅上昇。反面、前24.9期の業績予想を下方修正する可能性があると発表したアドバンスクリエイト<8798.T>が大幅に下落している。



日経平均
 38944.93 -235.37
先物
 39000 -190
TOPIX
 2690.16 -0.50


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