東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い

市場概況
 15日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では149.57円とニューヨーク市場の終値(149.76円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが先週末引け値よりやや下回って始まったこともあり、ドル円は上値が重い。昨日149.98円後まで上昇後に支えられた149.70円近辺を割り込むと、一時149.53円まで下押した。
 
 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0907ドルとニューヨーク市場の終値(1.0909ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル売りに連れることもできず、わずか6pipsのレンジに留まっている。

 ユーロ円は弱含み。10時時点では163.14円とニューヨーク市場の終値(163.37円)と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が大幅高となり4万円に乗せる場面もあったが、クロス円の反応は限られている。軟調なドル円の動きに連れて163.08円まで弱含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.53円 - 149.83円
ユーロドル:1.0904ドル - 1.0910ドル
ユーロ円:163.08円 - 163.44円


(松井)


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