東京外国為替市場概況・15時 ユーロ円、上昇一時的

市場概況
 11日午後の東京外国為替市場でユーロ円は上昇するも一時的。15時時点では162.60円と12時時点(162.59円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。後場に入り日経平均が持ち直すのをながめて162.72円まで値を上げるも、勢いは続かず。その後は同株価が伸び悩んだこともあり、162円台半ばで小動きとなった。

 ユーロドルは動意薄。15時時点では1.0935ドルと12時時点(1.0937ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の上昇に連れて1.0941ドルまで値を上げるも一時的。手掛かり材料に乏しい中、時間外の米10年債利回りが4.06%台で小動きとなったこともあり、概ね1.0930ドル台で方向感を模索する展開となった。

 ドル円は小高い。15時時点では148.70円と12時時点(148.66円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。本邦株高をながめて148.77円付近まで値を上げ、その後の下押しも限られた。その後、15時過ぎに148.81円まで上昇してわずかに本日高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.41円 - 148.81円
ユーロドル:1.0923ドル - 1.0941ドル
ユーロ円:162.31円 - 162.72円



(川畑)


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