東京外国為替市場概況・15時 ドル円、伸び悩み

市場概況
 10日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。15時時点では149.25円と12時時点(149.21円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。後場に入り上げ幅を縮小した日経平均が底堅く推移するのをながめ、149.55円まで上値を広げて8月2日以来の高値を付けた。ただ、買いの勢いが一服すると15時過ぎに149.10円台まで売られた。

 ユーロ円も伸び悩む動き。15時時点では163.26円と12時時点(163.26円)とほぼ同水準だった。ドル円に連れた動きとなり、163.61円まで上昇後に163.07円付近まで押し戻された。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.0938ドルと12時時点(1.0942ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米長期金利の小幅に上昇すると1.0937ドルまで下押したが一時的となり、その後は1.0940ドル前後での狭いもみ合いとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.01円 - 149.55円
ユーロドル:1.0937ドル - 1.0946ドル
ユーロ円:163.01円 - 163.61円

(川畑)


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