東京外国為替市場概況・8時 ドル円、買い先行

市場概況
 3日の東京外国為替市場でドル円は買い先行。8時時点では146.59円とニューヨーク市場の終値(146.47円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。昨日の石破首相によるハト派発言で日銀の早期利上げ期待が一段と後退するなか、早朝の薄商いを狙った仕掛け買いが観測された。昨日高値の146.51円を上抜けて146.90円まで上昇する場面があった。目先は9月3日高値の147.21円がレジスタンスとして意識されている。

 ユーロ円も買い先行。8時時点では161.92円とニューヨーク市場の終値(161.76円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。日銀の緩和政策維持を期待して円売りが強まると一時162.26円まで上昇した。なお、昨日のCME225先物は38665円と大阪取引所比で915円高で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.1046ドルとニューヨーク市場の終値(1.1045ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.29円 - 146.90円
ユーロドル:1.1044ドル - 1.1049ドル
ユーロ円:161.63円 - 162.26円


(越後)


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