日経平均サマリー(2日)

市場概況
日経平均は大幅反落 下げ幅を4桁に広げる場面も

 2日の日経平均は大幅反落。終値は843円安の37808円。中東の地政学リスクが高まり米国株が下落したことを嫌気して、寄り付きから500円を超える下落。安く始まった後も下値を探る動きが続いた。前場では38000円を割り込むと、押し目買いが入って下げ渋った。しかし戻りは鈍く、後場に入って13時台半ば辺りからは38000円より下が定着した。終盤にかけては買い手不在の様相が強まる中、下げ幅を拡大。引け間際には4桁安となって37600円台に突入する場面もあり、800円を超える下落で取引を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆3900億円。業種別では鉱業、石油・石炭、鉄鋼などが上昇した一方、空運、電気機器、銀行などが下落した。新たに地方婚活支援事業を始めると発表した雨風太陽<5616.T>がストップ高。半面、序盤では買われる場面もあった三菱重工業<7011.T>が、終盤に崩れて3%を超える下落となった。



日経平均
 37808.76 -843.21
先物
 37750 -1020
TOPIX
 2651.96 -38.82


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