東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇一服

市場概況
 1日の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。12時時点では144.00円とニューヨーク市場の終値(143.63円)と比べて37銭程度のドル高水準だった。144.13円まで上昇したところで円売り・ドル高の流れが一巡。一時700円高となった日経平均株価が上昇幅を縮小し、米10年債利回りが時間外取引でNY引けの水準を下回る推移を先行させるなか、143.67円前後へ下押す場面があった。

 ユーロ円も円売りの勢いが一巡。12時時点では160.40円とニューヨーク市場の終値(159.94円)と比べて46銭程度のユーロ高水準だった。いったん頭打ちとなったドル円の動きを受けた円相場の動向に沿った推移。160.46円まで上値を伸ばしたところから、160.04円前後までいったん押し返された。

 ユーロドルは12時時点では1.1139ドルとニューヨーク市場の終値(1.1135ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。NY終値を挟んだレンジで小幅に振れる状態だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.37円 - 144.13円
ユーロドル:1.1127ドル - 1.1143ドル
ユーロ円:159.75円 - 160.46円

(関口)


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