東京外国為替市場概況・12時 ドル円、伸び悩み

市場概況
 30日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では142.52円とニューヨーク市場の終値(142.21円)と比べて31銭程度のドル高水準だった。先週末の暴落の反動による買い戻しが朝方の142.95円までにとどまって以降は下押しが進行。日経平均株価が1900円安まで下値を探るなど重い推移となるなか一時142.27円前後まで上昇幅を縮小した。

 ユーロ円も円高方向へ押し戻された。12時時点では159.05円とニューヨーク市場の終値(158.79円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ドル円失速による円相場の動向に沿った上下。一時158.73円前後と、先週末のNY終値158.79円を下回った。

 ユーロドルは限定的なレンジで上下。12時時点では1.1160ドルとニューヨーク市場の終値(1.1162ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の失速もあってやや重い動きも、引き続き限られた値幅の振れにとどまった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.06円 - 142.95円
ユーロドル:1.1154ドル - 1.1174ドル
ユーロ円:158.59円 - 159.65円

(関口)


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