中国株サマリー(10日)

市場概況
3日ぶり反発、終盤にプラス圏浮上 買い戻しが支え

 10日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。終値は前日比0.28%高の2744.19ポイントだった。深セン成分指数は0.13%高の8073.83ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5276億4800万元だった。

 上海総合指数はマイナス圏での推移が目立ったが、終盤にプラス圏に浮上してこの日の取引を終えた。中国では14日に小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標の発表が控えているほか、週末から中秋節の連休が始まるとあって、持ち高調整の売りが相場の重しとなったが、指数は約7カ月ぶりの安値水準まで下落しており、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しが入り、指数を押し上げた。セクター別では、ゲームがほぼ全面高となったほか、電源設備やソフトウエア開発なども買われた。半面、観光・ホテルや医薬品販売、建材などが売られた。

 A株市場では、曙光信息産業(603019)や用友網絡科技(600588)の上昇が目立ったほか、中国銀行(601988)や中国建設銀行(601939)など銀行株、シノペック(600028)やペトロチャイナ(601857)など石油株も買われた。半面、華潤三九医薬(000999)や東阿阿膠(000423)など医薬関連が売られたほか、招商局蛇口工業区控股(001979)や保利発展控股集団(600048)など不動産株も安かった。

 上海B株指数は0.07%高の229.43ポイント、深センB株指数は0.46%高の1055.74ポイント。


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