日経平均サマリー(26日)

市場概況
日経平均は8日続落 終盤に崩れて200円を超える下落

 26日の日経平均は8日続落。終値は202円安の37667円。ナスダックやS&P500の下落を嫌気して、売りが先行。前場では下値では買いが入り、プラス圏とマイナス圏を行き来した。米国動向から半導体株が弱かった一方、値上がり銘柄は多く、前場は3桁の上昇かつ、高値圏で終えた。

 しかし、今週、ここまでの動きが非常に弱かったことから、後場に入ると値を消す展開。上げ分を消失して前日終値近辺でしばらくもみ合った後、終盤にかけては下方向に勢いがついた。リスク回避ムードが強まる中で、値下がりに転じる銘柄が増加。下げ幅を200円超に広げて安値圏で終了した。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆4300億円。業種別では石油・石炭、金属製品、機械などが上昇した一方、輸送用機器、保険、電気・ガスなどが下落した。1Qが大幅な営業増益となった日野自動車<7205.T>が急騰。反面、1Qが減益となった岡三証券グループ<8609.T>が、後場に入って急落した。



日経平均
 37667.41 -202.10
先物
 37690 -40
TOPIX
 2699.54 -10.32


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