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【ワシントン共同】日米欧の先進国に新興国を加えた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は24日、ワシントンで2日間の討議を終えて閉幕した。参加国は、トランプ米政権の関税強化政策で高まる経済の不確実性に警告を発し、開かれた貿易体制を支持した。共同声明や議長総括の発出は見送った。
議長国の南アフリカのゴドングワーナ財務相は閉幕後の記者会見で「保護主義の否定と多国間貿易体制の支持が、広く受け入れられた」と語った。
南アフリカによると、会議ではグローバル化の恩恵について振り返りがあり、参加国は世界貿易機関(WTO)を基盤とした「開かれた、ルールに基づく、透明性のある貿易体制」を支持した。経済の不均衡を助長し、貿易摩擦を悪化させる政策を見直す必要があるとの指摘もあった。
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