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中日本高速道路は22日、東名高速道路などで今月上旬に起きた自動料金収受システム(ETC)障害の原因が、システムの改修で起きたデータの破損だったと発表した。このため一部車両を通行不可と誤判定し、ETCレーンの制御バーが開閉しなくなったとした。再び障害が発生した際の渋滞を防ぐため、速やかにバーを上げるなどとする当面の対策も公表した。
国土交通省に速やかに報告する。障害を受けて設置した広域障害の際の危機管理を検討する委員会の第2回会合後、幹部が報道陣に説明した。
深夜料金の見直しに向けて構築中のシステムで、システム間でデータ送信をする際に、本来消去しなければいけないものが消去されなかったためにデータが圧迫されて破損した。システムに本来必要な、データの消去機能がついていなかった。
当面の対策は、東日本高速道路と西日本高速道路とともに取りまとめた。広域的な障害になるかどうかを判断する目安を定めたほか、本社に情報を収集、発信する担当者を置き、利用者へのきめ細やかな情報提供に努める。
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