生成AIが設備の故障原因を診断

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 ダイキン工業と日立製作所は22日、ダイキンの堺製作所臨海工場(堺市)で、生成人工知能(AI)を活用した設備の故障診断支援システムの実用化に向け、共同で試験運用を開始したと発表した。生成AIが故障の原因と対策を提示するもので、保全技術者と同等以上の診断が可能だという。9月までに試験運用を終え、国内外の生産拠点に展開する方針。

 今回開発したシステムでは、故障を見つけてから10秒以内に、90%以上の精度で原因と対策を回答できることが確認された。国内ではダイキンの滋賀製作所(滋賀県草津市)や淀川製作所(大阪府摂津市)で導入する。10月にはインドや米国の工場でも実用化を計画している。


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