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日銀が11日発表した3月の生活意識アンケートによると、現在の物価が1年前と比べて「上がった」と回答した人の割合は96・1%だった。前回の昨年12月調査と比べて1・0ポイント増え、比較可能な2006年9月以降で過去最高を更新した。円安によるエネルギーや原材料の価格上昇に加え、高止まりするコメ価格が家計の負担になっている。
1年前と比べて何%くらい物価が上昇したと思うかとの質問では、回答の平均値は19・1%で、前回の17・0%を上回り、こちらも過去最高の上昇率となった。
物価が1年後も「上がる」と回答した人は86・7%だった。上昇率に関する回答の平均値は12・2%となった。5年後の物価についても「上がる」が83・5%に達した。
暮らし向きに関する質問では、1年前と比べて「ゆとりがなくなってきた」との回答が55・9%だった。理由は「物価が上がったから」が最も多かった。
調査は2月6日~3月4日に全国20歳以上の4千人を対象に実施し、2082人から有効回答を得た。
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