備蓄米放出規模、価格も判断材料

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 江藤拓農相は11日の閣議後記者会見で、7月まで毎月放出する備蓄米に関し、5月以降の規模はコメの店頭価格が判断材料になり得るとの考えを示した。石破茂首相が「(価格を)非常に心配されている」と説明し「国民の皆さまの受け止めも一つの判断の材料にはなる」と述べた。今月下旬の追加放出は約10万トンの予定で、5月以降は決まっていない。

 農林水産省はこれまで、備蓄米放出が価格への介入ではなく流通の円滑化を目的にしていると強調してきた。江藤氏は9日の石破氏との面会直後、今月下旬に3回目の入札を実施し、新米が出回る前の7月ごろまで毎月放出すると発表した。


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