日鉄、USスチール買収不透明

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 【ワシントン共同】トランプ米大統領は10日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画について「私は交渉を拒否し、彼らは投資家として帰ってきた」と述べ、日鉄が目指す完全子会社化に難色を示した。過半に届かない出資であれば受け入れるとの従来の姿勢を改めて示した形で、買収が実現するかどうかはなお不透明だ。

 トランプ氏は記者団に「大切にしているUSスチールブランドを外国(企業)が買収するのはつらい」と述べた。日鉄に対しては「なぜ自分たちで工場を建てられないのか」とも語った。3月に発動した鉄鋼関税で「USスチールは非常によくなるだろう」とし、事業運営に外部の資金は必要ないとも主張した。


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