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工作機械大手の牧野フライス製作所は10日、取締役会を開き、モーター大手ニデックが開始した株式公開買い付け(TOB)に反対の意見を表明することを決めた。複数のファンドなどから初期的な買収意向表明書を受け取っており、比較検討する時間を確保するためにTOBへの対抗策を発動する方針も決定。6月の定時株主総会に諮る。
牧野フライスの宮崎正太郎社長は同日、オンライン記者会見で、複数のファンドなどがより良い条件を出せる可能性があると説明。株主が複数の買収提案を比較、検討する時間が必要だとして「株主に損失を与えているのはニデックだ」と述べた。
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