備蓄米流通「時間かかる」

ニュース

 全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長は10日、政府備蓄米の本格的な流通について「まだ時間がかかる」との見通しを示した。農林水産省は10日ごろから本格化するとの見方だが、後ろにずれ込めば高騰を続けるコメ価格の安定化に影響しそうだ。山野氏は、消費者のコメ離れを懸念した。東京都内で開いた記者会見で語った。

 時間がかかる具体的な理由については明言せず「円滑な流通に努める」と述べるにとどめた。

 初回に放出された備蓄米14万2千トンは、グループの大手集荷業者、全国農業協同組合連合会(JA全農)が9割以上を落札し、3月下旬から一部の店舗で販売が始まった。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 備蓄米流通「時間かかる」