万博へCO2削減し電気供給

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 関西電力は9日、大阪・関西万博の会場に、水素と液化天然ガス(LNG)を混焼させて発電した電気の供給を開始した。二酸化炭素(CO2)削減に向けた実証実験の一環で、姫路第2発電所(LNG火力、兵庫県姫路市)から週に1、2回供給する。

 この日は午前9時54分に発電所内のガスタービンに水素を投入して発電を開始。会場内では、電気自動車(EV)バス用の停留所に設置した電光掲示板に「水素発電の電気が届いています」との文字が表示された。

 実験ではLNGの最大30%分を水素に置き換え、発電効率を確かめる。CO2排出量は通常のLNG火力発電に比べて10%削減できる。


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