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SBI新生銀行は28日、公的資金約3300億円の約3分の1に相当する約1千億円を国に返済したと発表した。預金保険機構などが保有するSBI新生銀の普通株式を、高い配当を受け取れる優先株に転換し、特別配当という形で支払った。
SBI新生銀は日本長期信用銀行(長銀)だった当時、バブル経済崩壊の影響で経営危機に陥り、政府から多額の公的資金の注入を受けた。新生銀行に衣替えした後も業績が低迷したため大手銀行として唯一支払いが残り、SBIホールディングス傘下となって今月7日に返済計画について政府側と合意した。
残りの公的資金は、特別配当の実施を検討する。
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