米、WTOへの資金拠出を停止

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 【ワシントン共同】ロイター通信は27日、トランプ米政権が世界貿易機関(WTO)への拠出金の支払いを一時停止したと報じた。4日のWTOの会議で、国際機関への拠出見直しの一環として、2024年と25年の予算の支払いを保留すると伝えたという。トランプ政権は世界保健機関(WHO)や国連人権理事会からの離脱を決めるなど、関与を縮小している。

 ロイターによると、WTOの報道官は「国際機関への支払いが全て一時停止となり、支払いが滞った」と述べ、米国の支払いが停止したことを認めた。

 WTOの24年の予算は2億500万スイスフラン(約351億円)で、米国の拠出額は全体の約11%だった。


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