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島津製作所は24日、創業150周年を記念して京友禅など京都の伝統工芸とコラボレーションして製作した分析計測機器や医療用検査装置、4機種を報道陣に公開した。大阪・関西万博で近畿を中心とする9府県が共同出展する「関西パビリオン」の京都ゾーンで6月16~22日に展示するほか、世界18カ国の50カ所以上でも披露する。
「液体クロマトグラフ」という機器には、経年変化を楽しめる漆などを使った。長く使うほど愛着がわくデザインで、黒や赤など5色の展開とした。
乳がんなどの検査に使う装置には京友禅の伝統柄を施した。担当者は「海外からの医療ツーリズムにもつながれば」と話した。
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