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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は20日、トランプ米政権による鉄鋼・アルミニウムへの関税に対する報復関税の発動時期を、予定していた4月1日から4月中旬に延期すると明らかにした。米国との協議の時間を確保し、摩擦回避の道を模索する。
欧州委の報道官は共同通信の取材に対し「EUは、双方の経済に悪影響を及ぼさないようにする解決策を探るため、米国と建設的な対話を行う用意がある」と説明した。
欧州委は今月12日、米国から輸入する計260億ユーロ(約4兆2千億円)相当の製品に対し、4月1日から段階的に関税を課すと公表していたが、4月中旬に統一する。
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