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ＪＲ西日本は１１日、２０２５年春闘で基本給を底上げするベースアップ（ベア）を過去最高額の平均１万３６８４円とする方針を労働組合に回答し、妥結した。定期昇給、諸手当を合わせ、４月から平均６・０％、月１万９２９３円引き上げる。不動産やまちづくりといった非鉄道事業に注力する中、多様な人材獲得と職場の士気向上につなげる。
ボーナスに相当する期末手当は５・３カ月分とした。最大労組の西日本旅客鉄道労働組合（ＪＲ西労組）は月額１万５千円のベアと５・７カ月分の期末手当を要求していた。
日本学生支援機構から奨学金を受給していた社員に対し、一部を代理返還する制度も１０月から導入する。
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