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日本郵便の近畿支社管内にある複数の郵便局で、郵便物を配送する運転手に飲酒がないかどうかなどを確かめる点呼が適切に行われていなかったことが11日分かった。点呼記録の虚偽記載もあったという。点呼は貨物自動車運送事業法で定められており、国交省は同法違反の恐れがあるとみて行政処分を検討している。
日本郵便は取材に「点呼の未実施や虚偽記載があったことは重大な法令違反と認識している」と答えた。11日午後3時から東京都内で記者会見を開き説明する。
近畿運輸局は11日、兵庫県加東市の東条郵便局から配達員のアルコール検査が不十分だったと報告があり、今年2月に監査したと明らかにした。
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