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トヨタ自動車は22日、静岡県裾野市の工場跡地を活用した次世代技術の実証都市「ウーブン・シティ」を報道陣に公開した。地上にはセンサーやカメラを取り付けられるよう拡張性を持たせた信号機や柱があるほか、地下には配送ロボットなどの自動運転用の道が張り巡らされ、実証実験に適した仕掛けが至る所に施されていた。
2025年秋以降に入居や第1期エリア(約5万平方メートル)での実証実験を始めると1月に発表していた。街には住民と乗り物が共存する地上の道に加え、延べ床面積約2万5千平方メートルの地下道がある。実証の妨げになる直射日光やちりなどがなく、環境に左右されず自動運転技術を試すことができるため、技術者にとっては「夢の場所」(担当者)だという。
自動車業界以外の知見を持った「インベンター(発明家)」や住民たちとの“掛け算”により新しい価値を生み出す施設「カケザン・イノベーション・ハブ」も公開。1階は実証実験中の製品を展示するオープンスペース、2階は共同のワーキングスペースになっている。
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