2026年卒も「売り手市場」

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 2026年卒業予定の大学生・大学院生を採用する企業の説明会が3月1日に解禁される。少子化や人手不足による学生優位の「売り手市場」は変わらず。本来は説明会が就職活動のスタートだが、人材確保のため企業側が採用活動を前倒しする傾向は年々強まっており、既に内定を得ている学生も多い。インターンシップ(就業体験)も定着し、就活の早期化に拍車をかけている。

 リクルートワークス研究所が昨年12月に発表した調査では、採用が25年卒よりも「増える」とした企業は13・2%で「減る」は5・4%だった。

 ただ計画通りに採用するのは難しく、25年卒の充足率(採用予定数に対する内定数の割合)は76・8%で、比較可能な14年卒以降で2番目に低かった。そのため他社に先んじようと採用活動が早められている。

 就職情報会社キャリタスの調査によると、今年2月時点で企業の選考を受けた人は73・3%。内定を得たのは39・9%で、前年の33・8%から6・1ポイント増えた。


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