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【ブリュッセル、ニューヨーク共同】米電気自動車(EV)大手テスラの販売が欧州で失速している。1月の販売台数は主要市場のドイツやフランスで前年同月の半分以下に減少し、英国などでも前年水準を割り込んだ。トランプ米政権で要職に就いたイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、政治的な言動を強め「消費者を遠ざけている」(専門家)との指摘がある。
一方、マスク氏は13日、インドのモディ首相と米ワシントンで会談。ブルームバーグ通信によると、その後テスラはインド市場参入計画に向けた準備を開始した。EV販売が鈍化する米欧に加え、新たな販路となるか注目される。
ドイツ連邦自動車局によると、1月のテスラの新車登録台数は1277台と、前年同月から59・5%減った。ドイツでは2023年末にEVの購入補助金が打ち切られ、EV販売は低迷が続いた。ただ、25年1月はEV全体では50%以上増加しており、テスラの苦戦ぶりが鮮明になっている。
統計によると、フランスで63・4%減の1141台、英国で7・8%減の1458台。
共同通信社提供
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