三井物産、豪で鉱山に8千億円

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 三井物産は19日、オーストラリアにある鉄鉱石の鉱山の権益40%を約8千億円で取得すると発表した。同社の投資額として過去最大。2030年までに生産を始める見通しで、日本を含むアジア各国に輸出する。持ち分の生産量は初期が年1600万トン規模で、将来的には4千万トン以上に拡張する計画だ。

 三井物産は、インドや東南アジアを中心に経済成長が続くと予測する。これに伴い粗鋼生産量も伸びるとみて、鉄鉱石を安定的に供給できる鉱山の巨額投資に踏み切った。堀健一社長は東京都内で開いた記者会見で「圧倒的な強みを持つ鉄鉱石事業を、さらに強化できる」と話した。


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