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家電量販店大手ヤマダホールディングス（ＨＤ）は１７日、上野善紀副社長（５３）が社長兼ＣＯＯ（最高執行責任者）に昇格する人事を発表した。創業者の山田昇会長兼社長ＣＥＯ＝最高経営責任者＝（８２）はグループトップの会長ＣＥＯとして続投する。６月下旬の定時株主総会を経て就任する。
新たな中期経営計画が４月から始まるのに合わせて経営体制を強化するのが狙いとしている。上野氏は同業のベスト電器出身で、中核子会社ヤマダデンキの社長を兼務していた。山田氏は２０１６年に社長兼ＣＥＯを退いた後、後任の前社長が健康上の理由で退任したのを受けて２１年９月から社長を兼ねていた。
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