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上場企業の2025年3月期の純利益合計額が4年連続で過去最高を更新し、計52兆6500億円に達する見通しであることが17日、分かった。日銀による利上げで利ざやの改善が期待される銀行など金融業が好調。製造業では生成人工知能(AI)向け半導体需要の拡大を受け、電機や非鉄金属が伸びる。
東京証券取引所の最上位のプライム市場を中心に上場する企業のうち、14日までに24年4~12月期の業績を開示した1403社についてSMBC日興証券が業績予想などを基に集計した。全体の99・7%に当たる。
業種別では銀行が前期比23・4%増を見込む。新しい少額投資非課税制度(NISA)による個人投資家の増加を背景に証券は30・5%増、保険も33・4%増と好調だ。
製造業全体は2・1%減の見通し。電機は13・7%増だが、自動車を含む輸送用機器は円安基調で好調だった前期の反動で16・1%減と不振。一方、非製造業は12・9%増で、海運がトランプ米政権による関税政策の本格発動前の駆け込み需要で86・8%増だった。
共同通信社提供
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