ニュース
経団連は10日、副会長にトヨタ自動車の佐藤恒治社長(55)ら4人を内定したと発表した。5月29日の定時総会で就任し、任期は2期4年。経団連の次期会長に決まっている日本生命保険の筒井義信会長(71)は初めての金融機関出身者となるため、新副会長に製造業から3人を起用し、バランスを取った形だ。
トヨタ出身の副会長は、2021年まで務めた早川茂トヨタ副会長(71)以来、4年ぶり。経団連の十倉雅和会長(74)は10日の定例記者会見で「モビリティー産業は日本経済を支える重要な基幹産業だ。活躍を期待したい」と話した。
他の内定者は、建設機械大手コマツの小川啓之社長(63)、富士通の時田隆仁社長(62)、みずほフィナンシャルグループの木原正裕社長(59)の3人。
経団連副会長は現在、定員の20人で構成されている。女性副会長は2人いるが、IT大手DeNAの南場智子会長(62)が5月に任期満了で退任し、女性は水道サービス関連企業ヴェオリア・ジャパン(東京)の野田由美子会長(65)の1人だけとなる。総数も19人に減る。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。