円上昇、一時150円台

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 7日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=150円96銭を付けた。昨年12月上旬以来、約2カ月ぶりの円高水準。市場で日銀の追加利上げ観測が強まり、円が買われた。東京株式市場では、業績悪化の懸念から自動車株など輸出関連銘柄の重しとなった。

 一方で、反動でドルが買われる場面もあり、売り買いが交錯した。午後5時現在は前日比74銭円高ドル安の1ドル=151円83~85銭。ユーロは63銭円高ユーロ安の1ユーロ=157円73~77銭。

 6日に日銀の田村直樹審議委員が、政策金利を「1%程度まで引き上げておくことが必要だ」と発言したことで、日米の金利差縮小が意識された。


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