ニュース
伊藤忠商事の鉢村剛副社長は6日の決算記者会見で、セブン&アイ・ホールディングス創業家による自社買収(MBO)計画への出資に「検討していることは事実だ。ただ、まだ意思決定も何もしていない」と述べた。巨額出資になるとの観測には「いかような対応もできるだろうということで検討している」として、資金調達に問題はないとの考えを示した。
伊藤忠が公の場で出資の検討を明らかにしたのは初めて。鉢村氏はMBO計画の進捗に関する質問には「伊藤忠は全体をつくっている一つのピース(部分)でしかない。他の方に聞くべきだ」と話すにとどめた。
創業家が提案したMBOは総額9兆円規模とされる。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。