伊藤忠副社長「出資検討は事実」

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 伊藤忠商事の鉢村剛副社長は6日の決算記者会見で、セブン&アイ・ホールディングス創業家による自社買収(MBO)計画への出資に「検討していることは事実だ。ただ、まだ意思決定も何もしていない」と述べた。巨額出資になるとの観測には「いかような対応もできるだろうということで検討している」として、資金調達に問題はないとの考えを示した。

 伊藤忠が公の場で出資の検討を明らかにしたのは初めて。鉢村氏はMBO計画の進捗に関する質問には「伊藤忠は全体をつくっている一つのピース(部分)でしかない。他の方に聞くべきだ」と話すにとどめた。

 創業家が提案したMBOは総額9兆円規模とされる。


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