25年度後半、1%に利上げ主張

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 日銀の田村直樹審議委員は6日、長野県松本市で講演し、政策金利を「2025年度後半には少なくとも1%程度まで引き上げておくことが必要だ」と主張した。賃上げや値上げの動きに加えて人手不足による供給制約があり、物価が上振れするリスクがあると指摘した。田村氏は金融正常化に積極的な「タカ派」の審議委員とされている。

 政策金利を現行の0・5%程度から0・75%程度に引き上げる時期について「適切に判断していく」と述べた。0・75%程度に引き上げたとしても「引き続き(物価上昇の影響を除いた)実質金利は大幅にマイナスであり、経済を引き締める水準にはまだ距離がある」とも語った。


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