インター校に通う子の親を支援

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 子どもがインターナショナルスクールに通う親を支援する事業が始まった。インター校は主に帰国生や日本に住む外国籍の子ども向けだが、近年は日本育ちの日本人の子どもも早期から多様性を学ぼうと、入学するケースが増加。こうした家庭の親に対し、英語の習得や学校との連絡を助ける「英語コンシェルジュ(案内人)」が注目を集めそうだ。

 昨年12月、東京都内でサービスを立ち上げた鶴田冬華さんは「保護者面談で先生に考えが適切に伝わらず、子どもの宿題も手伝えないという悩みが多い」と話す。子どもの家庭教師にとどまらず、家族ぐるみの支援事業は珍しいという。親子で利用している飲食店経営の男性は「子どもの本音を上手に引き出し、誤解なく伝えてくれることで親子の信頼関係も深まった」と話す。

 背景には、インター校には公立校より授業料が高く、富裕層の子どもが通うイメージがあったが「最近は一般的なサラリーマン家庭も通わせている」(鶴田氏)実情がある。国際教育評論家の村田学氏の調べでは、日本のインター校は右肩上がりに増加している。


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