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財務省は30日、国債の利払い費が2028年度に16兆1千億円となり、25年度予算案と比べて5兆6千億円増加するとの試算を公表した。日銀が金融政策の正常化を進める中、金利上昇による利払いの増加は国の財政をさらに圧迫しそうだ。
試算は26~28年度の名目経済成長率を3・0%、物価上昇率を2・0%と仮定。償還までの期間が10年の国債の金利は25年度の想定2・0%から28年度は2・5%に上昇するとした。
返済も含めた国債費は7兆1千億円増の35兆3千億円。税収は9兆6千億円増の88兆円を見込む。経済成長に伴う税収の伸び率を上方修正したことが影響した。
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