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【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は29日、フェイスブックなどの交流サイト(SNS)でトランプ大統領のアカウントが停止されたことを巡る訴訟に関し、運営する米メタがトランプ氏に約2500万ドル(約39億円)を支払う和解案に合意したと報じた。トランプ氏が同日、和解合意書に署名したという。
トランプ氏は、2021年1月の議会襲撃事件をあおったなどとして、フェイスブックとインスタグラムで自身のアカウントを無期限に凍結された。トランプ氏はこの対応を不当として、運営する旧フェイスブック(現メタ)とマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)を相手取って21年7月に訴訟を起こした。
メタは23年1月、トランプ氏のアカウントの凍結を一定の条件を付けて解除すると発表。大統領選前の24年7月には条件撤廃を発表していた。
メタは今月7日、SNSでの第三者機関による投稿内容のファクトチェック制度を米国で廃止すると発表した。投稿の管理に批判的なトランプ氏への配慮とみられている。
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