海外在留邦人、中国は3位に後退

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 外務省がまとめた「海外在留邦人数調査統計」で、中国に滞在する邦人数は昨年、国・地域別で22年ぶりに3位に後退した。人数の減少は12年連続。中国経済の成長鈍化や相次ぐ日本人のスパイ容疑での拘束などが背景とみられる。中国に根を張る邦人の減少は両国の交流や経済協力の拡大に悪影響を与えそうだ。

 海外在留邦人は、日本国民で在留期間が3カ月以上の長期滞在者と永住者。24年10月1日現在で推計した。

 首位は米国で、前年比0・3%減の41万3380人。統計が公表されている1996年以来トップを維持している。次いでオーストラリアが4・3%増の10万4141人。中国を抜いて初の2位に浮上した。


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