首相、価格転嫁阻害の商慣習一掃

ニュース

 政府は16日、岐阜や岡山、熊本県などの中小企業経営者らとの車座対話を首相官邸で開き、賃上げや経営状況の動向を聞き取った。石破茂首相は「価格転嫁を阻害する商慣習の一掃に向けて取り組んでいきたい」と述べ、24日召集の通常国会に提出予定の下請法改正案で対応を急ぐ考えを示した。

 岐阜市の警備会社セキュリティーの幾田弘文会長は「(派遣先の)交渉相手は中小企業で、(価格を)引き上げられる状態ではないと言われることがある」と指摘。深刻な人材不足の解消に欠かせない賃上げへの支援を要請した。外国人労働者の受け入れに向け、在留資格の「特定技能」の対象に警備も含めるよう求めた。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 首相、価格転嫁阻害の商慣習一掃