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【ワシントン共同】半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は米西部アリゾナ州の工場で、米国の顧客向けに回路線幅4ナノメートル(ナノは10億分の1)相当の先端半導体の生産を始めた。ロイター通信が10日、米商務省のレモンド長官の発言として報じた。
レモンド氏はロイター通信のインタビューで「この国の歴史で初めて、米国の労働者によって台湾と同等の歩留まりと品質で4ナノメートルの最先端半導体を製造している」と語った。バイデン米政権は、アリゾナ州のTSMC工場での半導体製造に巨額の補助金支給を決定している。
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